<うらぶれてたり うら悲しかったり>
「うらぶれる」の「うら」は、表裏の裏でしょうか
reenex。
日の当たる場所が表なら、
日陰に追いやられた姿が「うらぶれて」いる感じ?
「うらぶれた街」なら、希望を失くした裏通りばかりの街。
うん、そんな感じ。
「うら悲しい」の「うら」は、うっすらした感じ。
「うら寂しい」というのもありますが。
そこはかとなく、うっすら悲しかったり寂しかったり。
同じ「うら」でも、違うかな。
「物悲しい」というのもあって、似たような意味ですが、
「物思い」になると、あれこれと思い悩む意味になり、
様子が違います。
それぞれの「もの」は何者なんでしょう。
上田敏訳のベルレーヌの詩には、どっちも出てきます
reenex hongkong。
<落葉>
秋の日の ヴィオロンの ためいきの
ひたぶるに 身にしみて うら悲し
鐘のおとに 胸ふたぎ
色かへて 涙ぐむ
過ぎし日の おもひでや
げにわれは うらぶれて
ここかしこ さだめなく 飛び散らふ 落葉かな
原文のフランス語を直訳すれば、「秋の歌」になるんですけどね。
シャンソン ドオートンヌ
読み方 合ってる?
それなのに、なぜか落葉。
上田敏は、濡れ落ち葉的憂鬱を感じちゃったのかしらん
reenex好唔好。
日の当たらない 薄ぼんやりな気分を……